NPOシルバー総合研究所
研究所について 活動内容 活動実績 研修会ご案内 刊行物 リンク 入会ご案内 お問い合わせ
プライバシーについて
 
ポール&クリスティーン・ブライデンさんからのメッセージ
 

クリスティーン・ブライデン,ポール・ブライデンさん

クリスティーン・ブライデンさんは、オーストラリアの政府高官として働いていた46才の時に、若年認知症と診断されました。その後退職し、少しずつ失われていく自分の能力と奮闘しながら、自らの認知症としての体験を本にまとめました 。
認知症の人の視点から書かれた本は、様々な言語に翻訳され、多くの人びとに影響を与えています。

クリスティーンさんと夫のポールさんは、二人の関係を「ケア・パートナー」と表現しています。ともに支え合う二人の生き方は、多くの認知症を抱える方とご家族に勇気と希望を与えています。 シルバー総研では、二人が初めて来日した2004年から、シンポジウムの開催などを通して親交を深めています。

クリスティーン・ブライデンさんの著書とビデオ
『私は誰になっていくの?-アルツハイマー病者からみた世界』2003年 クリエイツかもがわ
『私は私になっていく-認知症とダンスを』2004年 クリエイツかもがわ
『認知症の人から学ぶDVD』2003年 シルバーチャンネル
『認知症とともに生きる私 : 「絶望」を「希望」に変えた20年』2017年 大月書店
『私の記憶が確かなうちに』2017年 クリエイツかもがわ


 

市民公開講座「若年認知症とともに生きる」へのメッセージ

オーストラリアブリズベン北部の自宅にて
皆様のよき友、ポール&クリスティーン・ブライデンより

6月6日のこの週末、ここにお集まりの皆様のことを考えながら過ごしています。これからの将来に向けての希望と夢を、ぜひこの機会にみなさんで共有し合ってください。

ここ数年、みなさまの美しい国に数回にわたって訪れる機会に恵まれ、認知症の方々やご家族、ケア・ワーカーといった様々な方々にめぐり合えたことを心から光栄に思っています。

また、シルバー総合研究所の熱意と高い専門性に基づいたお仕事に敬服すると共に、NHKやケアに携わる専門家のみなさま、省庁関係者のすばらしい活動に感心しています。2004年に参加したあのすばらしい京都会議の時から、日本は多くのことを成し遂げてきました。多くの人たちが協働することによって、認知症の人たちとその家族が地域社会の中で支援されながら生きていくあり方をよくしてきてくれました。

認知症の診断を受けてから、私たちは低速車線での人生を歩むことになります。そこには仕事や様々な社会的お約束事を超えた先にあるもの、つまり共に笑い、家族や友人と時を重ね、私たちの人生に生きる意味をもたらすものについてじっくりと考える時間があるのです。人間は一人ひとり、この地球上にたった一人しかいない唯一の個として生を受け、一人ひとりが周りと意味ある関係を築き上げることのできる特別な力を持っています。

今日ここにいらっしゃる皆様にも、その人ならではのものは何なのか、その人らしくしているものは何なのかを是非考えていただきたいと思います。1日1日を大切に、そして今ある今日を最高の1日にしてほしいと思います。

2009/6/7 
みなさまへ心をこめて
クリスティーンとポール・ブライデン

 

From Paul and Christine Bryden, friends of Silver Channel, sitting in their house north of Brisbane, Australia

We will be thinking of you on the weekend of 6 June, as you take part in the Symposium.  May you all share together this weekend your hopes and dreams for the future.

We feel very honoured to have been able to visit your beautiful country on several occasions over recent years, and to meet people with dementia, their families, and professional care workers.

We are impressed by the dedication and professionalism of Silver Channel, as well as NHK, professional workers and Ministry officials.  So much has been achieved in Japan since the amazing conference in Kyoto that we attended in 2004.  A lot of people have worked together, to improve the way in which people with dementia and their families are helped and supported to live in the community.

There is new life in a slow lane after a diagnosis of dementia: there is time to laugh, to be with family and friends, and to reflect on what gives us true meaning in life, beyond the constraints of work and other such formal commitments.  Each human being is born as a unique individual on this planet, with his or her own special ability to reach out to other people in meaningful relationships.

We encourage each one of you consider how you are unique, and what makes you truly human.  Make the most of each day and make it your best day.

With our love to you all

Christine and Paul Bryden

 

NPO法人シルバー総合研究所 〒338-0812 さいたま市桜区神田313-1 B105
Copyright (C) 2007 Silver Age Institute. All Rights Reserved.